このブログは、BackWPup プラグインで WordPress のデータとデータベースのバックアップを取っています。BackWPup プラグインに起因すると言われているトラブルが発生しているようです。私の環境では特にトラブルは発生していませんが、注意喚起の意味も込めて記事にします。
BackWPup のアップデートによるトラブル情報
さくらインターネットより以下のアナウンスが2025年4月30日付で出ています。
要旨は、
- BackWPup プラグインを WordPress で使用していて、
- WordPress の管理画面にログインできなくなる
- あるいは、ウェブページが表示されなくなる
といった現象が発生しているとの事です。
私の環境では発生せず
私はロリポップ!レンタルサーバーで二つの WordPress サイトを運用しています。二つとも、BackWPup プラグインを使用しています。サーバーにバックアップ後、自宅の NAS に rsync でバックアップしています。
どちらでも、前記のようなトラブルは発生していません。
- WordPress 6.8.1
- BackWPup 5.2.1
- Cocoon テーマ 2.8.5.4
- PHP 8.2.28
- MySQL 8.0.35

少なくとも、最新の WordPress と BackWPup プラグインの組み合わせでは発生していません。
他のレンタルサーバーではアナウンスなし
ロリポップ!、エックスサーバー、ABLENET の3つのレンタルサーバーのお知らせを見ましたが、BackWPup プラグインに関するアナウンスは出ていませんでした (大型連休中という事もあるかもしれません)。
WordPress と PHP の対応バージョン
BackWPup プラグインは、
- WordPress 4.9 以上
- PHP 7.4 以上
が必須とされています。もし対応バージョン未満を使用している場合には、BackWPup プラグインの使用は控えた方が良いかと思います。
不具合発生時の対処方法
上記のさくらインターネットのアナウンスの中に対処方法が書かれています。
- プラグインの backwpup ディレクトリの名前を変更 (ftp or ssh)
- 管理画面が使えるようになったら BackWPup プラグインを無効
プラグインでトラブルが発生した場合には (私はこれまで経験ありませんが) 同じ方法で対処できそうです。
BackWPup Ver.5.2 固有の問題との事
BackWPup Ver.5.2.1 で解消しているようです。
まとめ
さくらインターネットから、BackWPup プラグインをアップデートした際にトラブルが発生している事について注意喚起がアナウンスされました。
動作保証対象外との事ですので、どのような状況で発生しているのか分かりませんが、もしサイト表示のトラブルが発生した場合には、対処方法も公開されていますので、慌てず対処すれば大丈夫だと思います。(SSL 絡みで幾度も経験あり)
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